誘われるだけ幸せ?

 今日は。暇なので昔を思い出してしまいます。
 人の人生は中学から始まると考えても良いでしょう。どんな事を誘われるか、それは"冒険の始まり"に他なりません。
 私の場合、小さな話しか出て来ませんが順番に書き綴ってみました。
① クラブ活動に誘われた。
 中学校では電気工作クラブとバレーボールクラブに所属していました。期間は短かったです。今思えば、やるからには青春を賭ける位じゃないと意味無いかも。と言う感じです。
② 高校へ入った時‥色々買って貰った。
 父は何が嬉しかったのか、ラジオとか自転車、他は忘れましたが買ってくれ、おまけに現金まで持たせてくれました。戸惑いも在りましたが→20年程経ってそれを少し責めたら、父は「身を裂かれる思いがする。」と母に言っていたとの事です。
③ 東大を出て国会議員の秘書になれ‥と言われたそう。
 世の中には世間を良く知っている人がいるもので、私の親はそう言われたと話すものだから、自分としては「勉強がままならなくて困っているのに‥」と言う気持ちでした。 
④ 警察官にならないか?‥と言われたそう。
 先程と同じ人です。高校を中退して一応普通に働いている者に対して余計なおせっかいだと思いました。
⑤ 大工に誘われた?
 私が20才の時、家を新築したのです。設計は私がしました。大工の棟梁は私を盛んに"仕事場"に誘ったりしていたのは私が大工になり、娘を貰って欲しいと思っていたのでしょう。その時は気付きもしませんでしたが、親とはそういう生き物なのですネ。きっと。
⑥ 小学校の担任から TELありました。
 ある日、担任だった人から「恥を忍んでお願いする。~小学校の同窓会を開いてくれないか?」と言われました。私は断りました。お願いは自由かもしれないが、自分みたいな落ちこぼれに言わなくても。と思いました。
⑦ 仏門に誘われた?
 これ又、母の話ですが、お寺の住職さんが年に一度"法話"為るものを話して行かれるのですが、話の中で「仏門」という単語を5回も使って行かれた‥との事。母は何でだろうと不思議がっていましたが、ま、これも誘いの一種かな?と思いました。
⑧ 会社が潰れた時
 会社が倒産して次の仕事を探すときにはそれ迄の仲間が一緒に会社見学に行かないか?と誘うのは普通の事‥と思いきや、やっぱ、"良いヤツ"を誘って会社に滑り込むのが"利口な世渡り術"の様ですネ。自分は世渡り術など考えても判らない男のようです。
⑨ 大原の講師に誘われた。
 30才から勉強を始め、大原の簿記1級の受験科に通い始めると、「校長」を名乗る人が授業中に「講師」にならないか?と言うのです。その人は本物の校長先生でした。でも、講師なんかになると税理士になれないだろうと思いました。余り自分を何かのレールに乗っけてしまうのは、之までの人生経験から、上手くない。と思いました。
⑩ 共同経営を誘われた。
 大原の税理士課で勉強をしていると、「資格が取れたら‥共同経営をしないか?あんたは喋りが全然ダメだから」‥と言われました。同じ受講生からです。私は言いました。「あなたは税理士の資格は取らなくて良いんですか?」と。すると相手は絶句したまま向こうへ行きました。30代にもなれば人の気持ちの裏側も少しづつ判るようになります。
⑪ 仕事の独立を誘われた?
 また会社が倒産しました。鉄工所です。その時社長さんは「独立するなら~」と言ってヤンワリと誘っている様でした。ま、誰もがイワユル仲間が欲しいんだな。と思いました。
 何で自分はカタクナに夢を追い続けているかと言うと、20代の頃、友人から「お前は直ぐに夢中になって結局しばらくでヤメてしまう男だな。」と言われた事で、一つの夢を諦めない人生を送ろうと心に決めたからです。
⑫ 富士山の麓の合宿コース?
 めでたく会計事務所で働き始めたのは43才です。それから1年程経った時、所長さんがおっしゃるには「大原のパンフレットに合宿コースがあるから、お金の心配はしなくて良いから~行かないか?」と。これはヤンワリと"追い出し"に掛かっているのかも。と思いました。
 私は実の所、人に対して気を遣う事が苦手で、先の友人からも「お前はどこへ行っても嫌われ者だな。」と言われたものです。でも、たった一つの夢が叶ったのに、ここで負ける訳には行かないのです。ま、バカで無ければおっしゃる通りには致しません。という気持ちです。
⑬ とにかく150万円持って来なさい‥?
 私のお客さんが言った言葉です。いわゆる「資金繰り」の話で、強盗では有りません。「遺言に書いておくから。」とも言っていたっけ。人は金が余っている様に見えると何を言い出すか判らないから要注意です。
⑭ シルバーに誘われた?
 母が亡くなって、その年に無職になり、その後、就活の一環でシルバー人材センターで講習を受けると、盛んに"登録"なるものを勧められました。
 そう言えば、母の話ですが、税理士の資格を取ったが、上手く行かず、建築現場で働いている人がいる。‥と。自分もたとえ資格が取れても上手くは行かないだろうと、母に言われるまでも無く判っていました。でも、人間は判っていても決めた道しか行けない、悲しい生き物でもあるのです。
⑮ お参りに誘われた
 近くの方から TELがあり、色々話をさせて欲しい。と言われました。自分は勉強をしているから、何の話?と聞くと「お参りに来ないか?」と言われました。無職でいると色々誘われるのは仕方無い事ですが、そんな事がプレッシャーになって救急車を自ら呼ぶハメになってしまったのは、今では良い思い出ですが、今思えば、人生最大の危機だった様な気がします。
⑯ 従業員にならないか?と。
 めでたく税理士の資格が取れた後、暫くすると、先程の150万円持って来なさいと言ったその社長さんが訪ねて来られて、「失礼ながら、うちの所で働かないか?」と言うのです。私は、この位図々しい位でないと会社も維持出来ないのかも、と気持ちを新たにした次第です。
⑰ 最近では
 税理士会の役員を誘われました。その時、「研修部長」を引受けましたが、本部の役員?も誘われたけど「無理だと思います。」と言って断りました。
 以上、長くなりました。誘われる位は誰でも経験するし、それが無ければ人生は成り立たないと思う。思えば自分は新聞のチラシを見て自転車で最初の会社へ面接に行った経験が有ります。
 将来的にはAIがマッチングを判断する時代が来るのかも。今、租税教室などを通じて生徒達に接する機会があるけど、人生は長いからガンバッテ(ただ、私の様な人生はお勧めしません。)などと言っていますが、正直、素直に人の話を聞いているのは小学校までです。自分もそうでした。 暑くなってきました。今、事務所の温度は30度です。今日はここまでにします。では、また。