絶対に落ちてはいけない"ワナ"について(その3)

 今日は。ブログもだんだん話が小さくなってきました。今日の話もカットしても良い位の小ささです。
【7】車のブレーキを掛けられた。
 これも20代後半の出来事です。ある時、車で後を付いて来る様にと言われて追尾していたら、やたらと山道をすっ飛ばす(自分はスカイラインRSターボだから余裕アリです。)ので、これは何かあるかな?と胸騒ぎがしました。
 案の定、自分は途中からそれまで80㎞位だったのを60㎞位に落とした矢先でした。目の前にタイトな右カーブが現れました。これはきっと‥と感じ、急減速をすると、カーブのすぐ先には信号があって"赤"でした。
 でも、ただの偶然とは思われなかったのです。→たとえ"青"でも止まれば良い。→後から付いて来るRSターボが止まれずに追突するから。その為に目一杯飛ばしていたのだから。‥という訳です。
 考え過ぎでは有りません。次の日、会社で仲間にお願いをしました。→あいつに‥「新車を一台貰い損ねたそうだってな。」と声かけして欲しい‥と。→そうすると、ヤツ(勿論、自分のすぐ先を安っぽい車ですっ飛ばしていた男です。)は直ぐに引っ掛かりました。‥「そうなんだ。惜しい事をしたよ。」と言った舌の乾かぬうちに、「何でその事を知っているんだ。おれとあいつ(もう一人仲間が居ました。)しか知らない事なのに。」と続けました。
 自分は偶然、すぐ傍でそのやり取りを見ていました。自分だけでなく、そこにいた仲間も事の顛末は飲み込めた様でした。何が言いたいかと言うと、20代の男にとって車はやっぱステータスであり、回りの男はライバルです。良い車に乗っていると、妬みを買ってしまうのです。でも、何も"追突"させて新車をセシメようとはいささかゾンザイな考えですネ。なお、ヤツはその後、自分を後ろからこん棒で殴り掛かったその男でした。
【8】荷物を落とされた。
 これも先程と同じ位の時期でした。こっちの話はもっと小さい、情けない話です。身体の小さめな男(自分より少し年上でした。)ともめ事になり、喧嘩になり、自分はその男を"折りたたんで"ゴミ箱にハメて放置しました。別にそれ位で死にはしません。
 それから数日後、昼を食べて、空箱を持って歩いていると、ふと、何かの影がよぎった気がしました。→その瞬間、自分はその場所から身を投げ出し、受け身をしました。→何と、空から"布が一杯入った袋"が"落とされた"のです。大きな袋で、まともに頭に受けていると、死んでいたかも‥位です。会社は染色会社だから、布袋は日常的に2階の通路からトラックに落とすシステムが出来ていました。
 この話は‥自分に落ち度が有ります。いくら喧嘩したからと言っても、人をゴミ箱にハメてはいけません。ただ、その男は一度そうする事で"気が晴れて"その後は何も起こりませんでした。なにせ会社が大した事無い会社だったので、いずれその男はヤメていったのです。
 こういう事が起きること自体、自分の人としての"いい加減さ"を表していると、今でも思っています。
【9】山で川を渡ったこと。
 この話は相手のいない一人芝居です。私の趣味はサイクリングで、日帰りでなるべく遠くまで出かけて行く‥というスタイルで楽しんでいました。あれは30代になっていました。朝5時位に出発して"有峰湖"へ行きました。たしか2度目だったので、有峰湖の向こう側から41号線へ抜けて来ようと思ったのです。
 地元の人に道を尋ね、山道を1人で走っていると、そこには"丸太を2本並べただけの橋"が掛かっていました。長さは5㍍位、川からの高さも5㍍位は有ります。私は自転車と共に渡るしか無いのです。自転車をバラして少しずつ持って渡ろうか?とか考えましたが、めんどくさいので自転車を押して渡ろうと決めました。バランスを崩すと、ま、命は無いでしょう。身体は疲れているし、もう夕暮れも近いし、道を戻る気もしなかったので、少し休んで、ゆっくりと渡りました。足は竦むし、バランスはおかしくなるし、とても怖かったです。
 結局、無事に渡り、家に帰ったのは夜中の12時を回っていたと記憶しています。母はただ、「何をしていたが?遅かったぜ?」と言いながら編み物をしていた事を忘れません。どんなに心配でも騒がないというのが昭和一けた生まれの母の生き様だったようです。それからは、親に心配を掛ける生き方をしない様に心掛けて来ました。
【10】勉強だけは唯一、ワナが無かった。
 私は30歳の春から税理士を目指して勉強をしていて、会社はその翌年に潰れ、近くの鉄工所で働きながら、サイクリング位を趣味とし、生きて来ました。現在64歳ですが、趣味も変わらず、RSターボから"アルテッツア"に乗換え、いろいろ在りながらも税理士試験をパスし、今は何だかのんびりと過ごしています。気分は完全に「年金生活者」です。
 今、一番に思うのは、20代は危険が一杯だったから、自分には勉強に明け暮れる人生が似合いだったかな?と言う事です。毎日、5時位に気持ち良く目覚め、一日の出来事を手帳にメモりながら、新聞とPCに向き合いながら生活しています。
 偉そうな事は言えませんが、人生の最終的な評価は「これで良かったんだ。」と思えるかどうかで決まる。と思います。
 私は1人暮らしになってもう7年になりますが、之まで1~2度、「お前が死んだらどうなるんだ?。」と言う様な言葉掛けをされました。でもおかしなもので、税理士の肩書きを手にすると、周りの人が勝手に気を使って"言葉に気を遣う"様になり、静かに暮らせています。‥かと思えば昨年の様に"田んぼで怒鳴り倒された"事も有ったり。
 そう言えば、その"怒鳴り倒した"人は先日"地区の集金"においでて、挨拶の後、玄関の土間の所に膝を付いて「領収書」を切って私に渡して行かれました。私は"逆に"自分だったら「この様な態度」を取れるかな?と思いました。
 人間社会はよーく観察していると、全てがバランスの下に成り立っているんだ。と何時もながら気付かされます。これからも「人生とは?」という問い掛けを忘れずに過ごして行きたいと思います。長くなりました。今日は此処までです。では、また。

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