人生は奇跡の連続だ‥その5

 今日は。前回が一番怖い話でした。この先は笑える話だと思います。
【1】車を燃やした。
 事の発生順に書いて行きます。私が免許を取ったのは19歳の秋でした。それで中古のホンダクーペ1300を買って乗り回していました。
 春になって夜勤明けに野球の練習をして、スノータイヤを交換した後、まだ遊びたくて、車を走らせていたら、案の定、猛烈に眠くなってしまいました。まだ車の怖さを判っていなかったものだから、対向車(大型トラック)がパッシングして合図をしてくれているのに、止まることもせず、結局は道路沿いの用水路に落ちました。車は火を出し始めました。私は頭を打っていたので、自分で頭を触り、「頭蓋骨が割れていたらこのまま車と一緒に焼け死のう。」と思ったのですが、割れてはいなかったので、そこにあったバットでフロントガラスをたたき割って、車から出ました。
 結局、世間知らず、親の恩知らず、生きる事の意味など考えた事も無いという取るに足らない1人の男の生き様そのものでした。今でも頭の片方だけが耳鳴りしたりしますが、そんなのは後遺症とは言わないでしょう。
【2】飲み過ぎて屋根から落ちた。
 今度も小さい話です。青年団で温泉宿で"たら腹"飲んで、真っ暗なのに酔っぱらった勢いでベランダからトタン屋根に出て、少ししたら屋根からズリ落ちました。山のふもとの川沿いの温泉です。落ちた場所が良く、大きな岩に寄り掛かるように落ちたので、怪我も無かったのですが、思い出しても怖いです。それを母に話すと、「酔っぱらっている時は案外怪我はしないものだ。」と言っていました。
【3】死ぬ程飲まされた。
 "飲まされた"と言っているけど、飲んだのは自分です。青年団の"締めの飲み会"で、調子良く飲んでいると、一升瓶2本と大盃で飲まされました。‥その後‥、ただで済む筈は有りません。天に向かって酒を吐き、その後意識も記憶も有りません。(汚い話ですみません。)気付いたら、翌日の夕方、場所は自分の家の茶の間でした。20時間程経っていました。
 くどいようですが、飲んだのは自分です。が、しかし、飲ませるヤツがいた(御多分に漏れず、そういうヤツがいるものです。‥昨年、自分を"怒鳴り倒した"その男です。)
 亡き父はよく、「男は一歩家の外へ出ると7人の敵がいる。」と言っていました。父は戦争に参加していた年代だから、厳しい教育を受けて来ている筈で、ま、普通の親父、やさしい部類の人間でした。
 尚、飲み過ぎの後遺症は無いのが普通です。気を付けましょう。位の話です。
【4】木のコロ(?)で殴られた?
 これが最後です。20代の終わり頃でした。その時分は周りには嫁さんを貰い逸れた?感じの男(自分も含めて)が少なからず居ました。
 自分の欠点を晒す事になりますが、どうも自分は「他人の不幸、自分の不幸」共々、どこか鈍感で、何が幸いし、何が不幸の始まりか、という分別が付きにくいタイプの人間なのです。‥今でもそれは変わりません。‥周りの男たちを見ていると、何だか必死に女にアピールしているナ。‥という感じです。
 ある時、女達の前で、その男に"チョッカイ"を出し、そいつの眼鏡を外して、すぐ前の本棚に乗せました。その男は"度近眼"の為、眼鏡を手にする迄、大分時間が掛かりました。私の気持ちは、「その男は止めておけ。」というサインだったのです。そういう所が自分の「分別の無さ」なのですが、此処で、「何故?」と問いかけたら、‥ヤッパ、色々書き切れない位の小さな事件が起こっているのです。それが人生です。
 先程の父の言葉は大げさでも何でも有りません。
 おっと、この後どうなったかを書かないと。‥ある日、仕事中に"その男"は私の後ろを追い掛けて来て、作業用の"木のコロ"でもって思い切り私の事を「殴り掛かって」来ました。私は"気配"で判りました。かすかな風圧です。私はと言うと、思い切り右足を後ろに振上げ、蹴り上げる様にしました。するとどうでしょう。見事に"長靴の先"がその男"の喉元を捕らえました。自慢では有りません。自分の身を守るとは、これ位「見境の無い事態」に対処する事も含んでいるのです。
 その後、その男は周りの男達に慰められながら、「あいつさえ居なければ」と言って泣いていました。気持ちは判らないでも無いが、人の事を「この世から消し去ろう」みたいな気持ちになってはならない。
 この世にはもっともっと苦しい、悔しい思いで、それこそ人生とは呼べもしない位の日々を送っている人もいるのです。大抵の事は「堪忍」して日々を生活しなければなりません。
 そう言えば、自分は20代の頃、「寛容の〇〇(勿論自分の名前)」と呼ばれていました。懐かしいです。以前も書きましたが、20代に思い切り多くの経験をさせて貰ったから、30歳の春から"受験勉強"を人生の全てを賭けて始める事が出来ました。今、昔話を書いていられるのも、何かのプレゼントを貰っているのだ。‥位の気持ちです。長くなりました。一連の「人生の奇跡」の話は一旦終了とします。 では、また。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント